炭の詳しい使い方

燃料用炭
 ・備長炭(白炭)……高温で焼いた炭
   ※跳爆(燃やす時に爆ぜる)防止には、火の中に直接入れずに燃えている
    炭の横に置き乾燥させてから火にくべる。

 ・黒 炭………………低温で焼いた炭
生活用

飲料水用

  1. 白炭(備長炭などの高温で焼いた炭)を使用する。
  2. 水1リットルに対して直径2〜3cm、長さ8cm程度、を1本または、約50gを目安にしてください。
  3. 一度飲料水以外に使用した炭は使わないでください。
  4. 使用前に水洗いをし、10〜15分程度煮沸してから使用する。
  5. 水洗いの時には洗剤等は使用しないでください。
  6. 使用回数は30回程度とし、使用のたびに水洗い・煮沸をしてください。
  7. 水の中の殺菌力が弱くなり水が痛みやすくなりますので、木炭を入れた水はその日のうちに使い切るようにしてください。
  8. 木炭を入れた水は弱アルカリ性になる場合がありますので、飲用中に体に不調を感じた場合は飲むのをやめ、医師の指示に従ってください。

炊飯用

  1. 白炭(備長炭などの高温で焼いた炭)を使用する。
  2. 一度ほかの用途に使用したものは使わない。
  3. 使用前によく水洗いをし、10〜15分ほど熱湯で煮沸してから使用する。
  4. 洗う際には、洗剤などは使わないでください。
  5. お米3合(540ml)に対して直径2〜3cm、長さ8cmの墨を1本使用する。
  6. 使用回数は30回程度を目安とし、毎回水洗い、煮沸をしてください。

風呂用

  1. 風呂を沸かすときに白炭を入れておくと炭の中のミネラルが溶け出しお湯が滑らかになり温泉の気分を味わえます。また浴槽の水が汚れにくくなります。使用量は家庭用の浴槽に1kg〜2sが目安です。
  2. 使用前に水洗いをする。
  3. 給湯式の場合は、湯を入れ始めるときから、風呂釜式の場合は水のときから入れておく。
  4. 繰り返して使う場合は、3〜4回で水洗いをしてから陰干しをする。期間は2〜3ヶ月を目安にしてください。
  5. 使用の際には、浴槽に傷がつく恐れがありますので網袋や布袋に入れてください。
  6. 金属製浴槽の場合は、金属が劣化する恐れもありますのでご注意ください。
  7. 使用済みの炭は炊飯・飲料水用には使用しないでください。

消臭用
・室内にまとめて置くと色んな臭いが吸収されます。特に病人や老人の部屋で臭いが気になる時にはお勧めです。
・またマイナスイオンで癒しの効果も大きいと言われてます。
※ 効果がなくなったら、水洗いの後陰干しして使ってください。
※ ストーブなどの火気や熱源の近くには置かないでください。引火する恐れがあります。

食品の鮮度保持
・野菜などの生鮮食品を保管する際に炭をいっしょに袋に入れておくと新鮮さが長持ちします。
・冷蔵庫の野菜室に入れても効果があります。併せて臭い取りにもなります。

家の中の化学薬品を吸収する
・室内に置くと建材などから出るホルムアルデヒロなどの人体に害のある物質を炭が吸収し快適な環境が作られます。

住宅資材用
床下調湿材(湿気を調整する)
・黒炭を袋詰めし床下に敷き詰める(室内に置いても良いがかさ張るのが欠点)家全体に湿気の多いときは、炭が湿気を吸収し乾燥させる。
・反対に乾燥しすぎたときは炭の中の水分を外へ吐き出し適当な湿気を与える。
・シロアリは乾燥したところへは棲まないので予防になる。
 ※使用の目安…1坪当たり2.5kg入り袋を16袋敷く

室内調湿材(湿気を調整する)
・室内、タンス、押入れなどに入れたり、天井裏や壁の裏に設置すると炭が水分を出し入れして湿気を一定にする。
 ※使用の目安…4.5畳当たり1kg

土壌改良用
土壌改良材
・土の保水性や透水性が高まり、植物の生育が良くなります。

水処理用
環境用
・水の中の溶解性物質(BOD,COD,SSなど)が炭に吸着する。
・炭の表面にできる微生物の膜が水中の有機物を分解し、川,沼,池,浄化槽の処理水などの水をきれいにします。

水質改善用
・金魚鉢などの水槽に入れる水に炭を入れると水道水に含まれる塩素を吸収します。

農業・畜産・林業用
飼料添加用
・木炭の持つ吸着作用によって家畜の腸内の異常発酵を抑えます。

臭気防止用
・家畜の飼育舎内に木炭を置くと、臭いの主成分のアンモニアを吸着し悪臭がなくなります。

堆肥製造用
・家畜の糞尿をつかって堆肥を作る際粉炭を混ぜると堆肥の醗酵・水分調整が良くなり短期間で熟した堆肥ができるようになる。
・木酢液液を併せて使うと消臭効果もあり悪臭対策にもなる。

農業用
 粉炭を農地や家庭菜園やプランターなどに入れると…
・土壌改良の効果と併せて炭に含まれる各種のミネラル分が肥料として効果的であり、土壌をアルカリ性にする働きもある。
・使用した肥料が流れ出しにくくなるので効きが良くなるし使用量も少なくてすむようになる。

林業用
・荒れた人工林を間伐して出た間伐材を現地で炭に焼き、山に戻すことによって山を元気にする。
・台風などで流れ出たダムの流木も炭に焼くことによって処理が簡単になり山も元気になる。

炭と微生物の相性
・炭の内部はたくさんの空間がありそこに土壌中の各種の微生物が住み着き繁殖するので有機性の肥料を速やかに効率よく醗酵分解し植物が吸収しやすくする。

・松の根っこに付く菌根菌類は特に炭との相性がよく苗木を植える時や、弱った松を再生する時には植え穴の中や松の根っこの周りに粉炭を入れてやると活着が良くなるし松が元気になる。



地球温暖化対策
・CO2の削減対策の一つの方法として炭を作り燃やさないで地球に戻すことによって温暖化対策になる。

CO2を出す量を減らすより進んだ対策で空気中にあるのを減らす方法としては色々ある中で一番簡単な方法です